2013年6月20日木曜日

DRAGON FESTIVAL

前回SIG P226 NAVYのレイルフラット化とか大見得切っといていきなり今回はコイツ
WE-TECH “Hi-CAPA 5.1 DRAGON”



マイガンブームリバイバル記念の新規購入第一弾。

SIG P226 E2あたり買おっかな〜とショップ巡りをしてるうちにいつの間にかお持ち帰り(笑)

いい製品を出してる国内メーカーいっぱいあるのに、何故か中華ガンコーナーが気になってしまうのは

・大胆にメタルを使用
・国産にはないラインナップ
・割といいクオリティと安い価格

あたりの魅力だと思う


まぁ長年マニアやってると、怖いもの見たさで冒険してみたくなるっつーのもあるよね(笑)

とりあえず、もともと高圧ガス仕様で、HFC134aだとチャージしづらいからバルブ交換とか、スプリング類が強すぎてデチューンしたほうがよいだとかは折り込み済みだとして

自分の買った個体は、嵌合がゆるくて知らない間にアンビセーフティ右側が居なくなってたり、グリップセーフティがハウジングから脱臼して反りかえったり、ボーマー風サイトの左右を調整してもどーいう訳か知らない間に元にもどってるとか…

聞き分けのよい優等生的なマルイとかと違って非常に手のかかる問題児ぶりを発揮(笑)

しかし、アルミ切削カスタムとかだと手に負えない値段のドラゴンが一万円ちょいで手にはいるとあって、カスタムベースとして見ればしばらく楽しめそうとポジティブに考えます。

メカはマルイハイキャパのほぼ完コピ。一部ディスコネクター等の細かい形状が違うらしいが、マルキャパ持ってないのでよくわからん

余談だけど、マルイオリジナルのハイキャパと1911系はディスコネクターの形状とシアースプリングテンションの問題で、トリガーを引いてもハンマーが落ちない病が出やすいみたいだからそのへんは独自に改良されてるのかもしれない。

パーツ互換性もかなりありそうなんで発展性は無限大。

オリジナルハイキャパではプラだったパーツも金属化されてたり、何気に丁寧な作りをしてます。特に亜鉛部品の塗装は非常にキレイ。

とりあえず暇だったんでトリガーガード削ってみた


ついでにスライド側面をサンドペーパーでポリッシュしてみた


なんかスライドだけ浮いてるのでコンプも磨いてみた


途中、憧れのSIG P226 NAVYカスタムが手に入ったもんで、しばらく放置(笑)


思い出した様に今度はオモチャ感満載の真鍮WEメダリオンをはがし、トリガーガードをさらにハイグリップ加工


ちなみにメダリオンは両面テープ止め。デザインカッターでこじってグリグリやったらサクッととれました


ガンマニア仲間であり先輩ギタリストでもあるお方から、「音がファット&ワイルドになるから君のテレキャスにつけるといいよ」と気前よく譲っていただいたディマジオピックアップと一緒に、「これも要るだろう?」と親切に貸してくだされたハンダゴテ。


全く違う用途のステッピングで使用(笑)


人生初でしたがまぁまぁと自画自賛


デフォルトのトリガーは金属製のSTIタイプで悪くはないが無意味に交換したくなり、なんかスリーホールやキンバータイプも見飽きたので少し探してUFCの変わったデザインのヤツに換装。値段が良心的。


WEのヤツをはがした更地にはナイツタイプのステンレスメダリオンをペタッと。一番安いやつにした(笑)


ユルユルなのを何とかしようと捏ねくり回してるうちにシャフトの接合部がポッキリ逝って、アンビではなくなってしまったサムセーフティをライラクス製に交換。

デザイン的に好きではないが、Amvilとか
は高すぎるしウィルソンタイプのアンビって意外となかったので妥協した(笑)

ポン付け嵌合と作動はさすがの国産パーツ。マルイハイキャパのサムセーフティは使えないってブログ記事を見て不安だったのでひと安心

先述の先輩ガンマニアギタリストの方が自分のマルイナイトウォーリアカスタムに使うつもりで購入したものの動きが重く、やはり作動を優先するからと格安で譲ってくださったクリエイション製インフィニティ刻印入りステンレスコーンアウターバレルを装着


ちなみにこちらがそのお方のブログ。カスタム記事満載だぜ

http://d.hatena.ne.jp/bito2010/touch

組み込めたけどタイトすぎて自然にノンリコイルアウターと化す(笑)


もともとのバレルもスライドのラグとは噛んでないし、精度上がりそうな気がするから全然気にならないけどねっ

純正も亜鉛だかアルミだかの金属製だけど、切削ステンレスの美しい造形と輝きには負けるね…

デフォルトのリコイルSPはかなり強くて、少しでもガス圧が落ちると如実に作動が悪くなるので、安定化のためにドラゴンよりはレートの弱いマルイP226のリコイルSPを使用。

…と、まぁなんだかんだでだいぶオリジナルとは違う印象の、ケレン味のあるケバいガンになりました。


タクチコゥ好きなギタリスト先輩に言わすと、こーいうデーハーなヤツはピンとこないらしいです(^^;;
モチロン自分も、オールブラックアウトされた質実剛健な戦闘拳銃は大好きです。キリンさんも好きですがゾウさんがもっと好きです。

でも、こーいうゾンビ物やバンパイア物のハリウッド映画プロップガンでありそうな、ディカプリオ主演「ロミオ&ジュリエット」でジョンレグイザモあたりが持ってそうなトンがったガンもたまにはよくないすか!

一瞬、タニコバ=KJのディンプルグリップフレーム買おうかと迷ったんですが
また一からトリガーガード加工すんのがメンドくてやめました

あんまり金かけずに、磨いたり削ったりのカスタムもなかなか楽しいもんですね



おまけ…この辺で一区切りつけようと思ってたところで、一緒にガンショップ巡りをしていたギタリスト先輩が店員さんと話が盛り上がって衝動買いしたストレイヤーヴォイド風スケルトンハンマー


自分のマルイウォーリアカスタムに付けるつもりだったらしいのですが、帰りの電車でだんだん冷静になってきて

「どー考えても合わないよなぁ…山登りにスーツできちゃったみたいなさぁ。 オレなんでこれ買っちゃったんだろう?
いや、店員さんと意気投合しちゃって、なんか買わなきゃみたいな気分になってさぁ…」

とか言い出すもんで、どっちかと言えばドラゴンの方がキャラ的にまだ似合うんじゃないかって事でまたまた破格のお値段で譲っていただきました(笑)

正直自分もデザイン的に趣味じゃなかったんだけど(笑)

せっかく手もとにあるんで戯れに組み込んでみた


うーん…
正直カッコいいのか悪いのかよくわからない(^^;;


とりあえず純正より嵌合がタイト。 動きが渋いのか、軽量でインパクトが弱いのかわからんけど、マガジンに弾なくてもホールドオープンしなくなっちゃった(笑)

でもサイクルは安定してるんだよね。連射で極端にガス圧が下がる感じもないし…装弾しての実射も問題なし。
すぐはずすつもりだったけど、しばらくこのままにしてみるか…

そーするとシアも替えないとマモーすんなー(^^;;




次回予告…今回書ききれなかった取り扱いでの気になった事、自分が確認できたパーツ互換性など、もしWE-TECH ハイキャパ系がなんとなく気になってる人が知りたいであろう部分をわかる範囲でまとめてみたいと思います。
誰かが買う気になった時のサンコー程度に(^^)
おわり。

2013年6月3日月曜日

SIG P226R navy “MK 25”

この銃、いま一番のマイフェイバリット。

東京マルイ SIG P226R “navy”

始めにお断りを入れておきますが、拳銃型遊戯銃の材質に関する論争はずーっと以前から続いていて、今なお厳密な法解釈は適用する側次第と言った感じですよね。

このブログでは「銃口が貫通していて遊戯用BB弾発射機構を有するオートマチック拳銃型遊戯銃で、スライドかフレーム、どちらか一方の低強度の金属化は黙認されて普通に市場に流通している」現状をふまえ、合法という判断で書きます。

もしその筋の(?)関係者の方で御指摘ある
ようでしたら謹んで承ります。



…さて、話を戻すと、この銃。
昔はそんなに意識してなかったんだ。どっちかっつうとBERETTA M92F系の曲線が好きで、角ばっていかにも無骨なSIG系の魅力に気づいたのはだいぶ後になっての事だった。

「ハートブルー」ではキアヌ・リーヴス扮するFBI捜査官が、「HEAT」や「RONIN」ではロバート・デ・ニーロがプロの強盗や諜報部員の役柄でSIGシリーズを使ってるのを見て、僕の中でいかにもその筋の方々御用達の質実剛健なキャリーガンのイメージが形成されていったんだ。

80年代の米軍サイドアーム更新トライアルで惜しくもBERETTA M92Fに負けて、でもスペックを気に入ったNAVY SEALSが独自に採用してなんたらかんたら
その辺はみんな知ってるでしょうから割愛‼


そんなSEALSが使ってるという海軍仕様のイメージをフィーチャーしたのが、マルイP226Rベースのカスタム“SIG P226 navy”

前回書いた、ガン熱復活のキッカケになって一緒に盛り上がってるギタリストが購入した“P226 E2“

彼のSIGには、クリエイションという香港メーカー製、旧型226を再現したアルミ切削スライドがデンっと乗っている。

最新のE2フレームにクラシックでグラマラスなオールドスライドって訳だ。

これがなんつーか、非常にカッコよい。切削のシャープで精密なエッジとうっすら残るツールマーク。均一な黒染めのハイエンド感と冷たい肌触りはホンモノの存在感を妄想するのに充分すぎる。

そんな彼のシグを見てしまった暁にゃ、寝ても覚めてもクリエイション切削スライドがアタマから離れなくなっちまったオレ(笑)


しかし226人気も旬をすぎた今店頭在庫など影もカタチもなく、ネットで検索しまくっても売り切れ売り切れで撃沈の日々
もうこれは新品販売で入手は無理だな。あとは運良くオークションに出るかどうかだけどメンドくせーからもういいかと思いはじめたその矢先

見落としてましたよ某中古トイガン通販サイトの片隅に、あるじゃあないか“SIG P226 navy クリエイションアルミスライドカスタム”が‼

軍資金が乏しいワーキングプアな御身分にも関わらず、衝動的にポチっと(笑)

それまで他店で注文しても在庫無し、何度も逆キャンセルくらってたのでダメもと気分だったけど、速攻で在庫確保したので発送しますメールが!

しかも他店では在庫なくても更新がメンドいのかカタログに乗ってるサイトが多い中、ソコは自分の注文確定後速攻でソールドアウト表示が!

次の日来ましたよ。良心的即応体制の気持ちよい買い物でした(^^)



さてさて我が家に納入されたコイツ。見本写真ではかなりスライドのグレーが強調されていて、なんかグレーすぎじゃない?大丈夫?と心配してましたが、

まぁグレーはグレーなんだけどそれはそれでね(笑)

正直切削の醍醐味感は凹凸の大きい旧型スライドのほうがあるかも

しかし、ヒケやパーティングライン皆無のエッジの立った造形はやはり美しい

なんつっても風邪引いた時アイスノン代わりになりそうな冷んやり感触と、チャキン! キリン! ジャキッ‼って作動音。
もう一日中ムダにスライドを操作してました(笑)






ウリはココね。SIG SAUERの最新ロットと同じシンプル刻印&海軍仕様のアンカーマーク
前回の2 toneがデカのキャリーガンなら、今回の海シグは特殊部隊の頼れるサイドアームの雰囲気バッチリだよな

まぁどっちも6㎜BBトイガンなんだけどさ(笑)
ちなみにコイツはFORSTARってお店が扱ってたショップカスタムの新古品みたいだ。
軽金属とはいってもプラの2倍くらいはある重量のアルミスライドをバッコンバッコン動かす為にKM企画のシャフト調整型ギガヴァルヴ(イチローナガタ風)が搭載されてる。



ちなみにマガズィンがスレてるのは、別個にギガバルブを搭載した古いスペアマグだからです

あとはデフォルトみたいだが、どうやらベースの226Rは自分が以前買った時と違って、E2発売にあわせてフレーム内部メカやスライド刻印がマイナーチェンジされとるようだ。


上が旧刻印、下が現行。(アンカーマークがないだけ)



右側はどっちもツルっと

とにかくプラシグにはスピードで流石に劣るが(それでも結構速いよ)、補って余りあるトルク感とハイエンド感。
これでしばらく新規の購入欲は眠りにつきそうです(笑)



オマケ…室内5mグルーピング

SⅡS精密0.25弾、マルイ純正ガス使用。
12発、気温はたぶん20℃くらいかなぁよくわかんねぇやー
ちなみにモノホンNAVY仕様“MK 25”はE2になる前のフレームアセンブリに薄手のマグバンパーマガズィン。

これを再現したくてわざわざE2のマガズィンを購入
…したはいいが、なんでか226Rに使うと調子がよくない(-。-;
ヴァルヴ替えてもダメ。パワーがなく、ガス容量が少なくなるとブシュ〜と息絶える(笑)
なんか他の方のブログに、同じく226RにE2マガズィンはパフォーマンスダウン、逆にE2に旧型マガズィンを突っ込むと特にダブルタップがよく当たるみたいな記事が…
なんでだろう〜 なんでだろ〜
解決法御存知の方、ぜひご一報をば(笑)
次回予告…MK 25のモノホンは、厳密にピカティニー規格に準じたフラットレイル

これをどーしても欲しい
もう何か盛って削るしかねぇ
はたしてこの新たな妄想は陽の目を見るのか…
乞うご期待!

2013年6月2日日曜日

BIG GUNS

忘れてたマイブログを3年ぶりに開く(笑)
そのキッカケはいわゆる、“トイガン”

SIG P226 Two Tone
子どもの頃から洋画アクションが大好きで、中学生の頃にエアガンブームが到来
ホンモノには遠く及ばないものの、その迫力を擬似体験できて憧れのアクションスターに脳内妄想でなりきれるトイガンは、世間的にはオッサンにカテゴライズされる歳になった今でも、世の中の憂さを忘れて夢中になれるアイテムのひとつなんだ。
自分には音楽というヘタの横好き的なもう一つの大事な中核があって、自分のキャパシティの問題なのか、不思議なものでハマってる時にはひとつの趣味に全精力を傾注して片っぽはどうでもよくなってしまう(笑)

その振れ幅には周期があって、ここ4、5年はライブバーに通い始め、顔馴染みも沢山できて音楽漬けの日々を送っていたのだが、あるささいなキッカケで部屋の奥でホコリかぶっていたトイガンたちを久々に引っ張り出すことに。

何気ない話題から、音楽つながりの歳上のイカしたギタリストが実はガンマニアだという事が発覚(笑) かなりディープでマニアックな用語が飛び交い眠っていたガンナッツ魂に再び点火されたのでした(笑)

コレクションから最初に手にとったのが、お気に入りの東京マルイ“SIG P226 Two Tone”

東京マルイのいいところは、よく動きよく当たる、高い射撃性能と安い価格。
…をいいことに黒と銀を2丁買い(笑) ニコイチで“24”のジャック・バウアーや“BAD BOYS 2BAD”を意識したTwo Tone仕様。

友人の“SIG P226 E2カスタム”と都内某シューティングレンジにて2ショット


トイガンなど、所詮パワーや材質に厳しい法規制のかけられた不毛なシロモノ。
いじったところで性能UPなどタカがしれてるのだけど…メーカーのデフォルトセッティングが一番バランスがいいとわかっちゃいるけど色々いじっちゃうのがガンマニアの悲しい性

5、6年前に買って数千発は撃ったであろうこの銀シグ。いままで一度もパーツ破損や作動トラブルのないスグレモノ。
外観とインナーバレル以外はデフォルト状態だったんだけど、今回お互い再点火されて最新モデルの“SIG P226 E2”を購入、抑圧された情熱を爆発させるかのように高価なパーツ群を大人買いして、ノーマル状態で一発も撃たないうちからパーツを引っぺがしてカスタムし始める友人に触発され(笑)

自分もピストンヘッドやスプリング、マガズィンヴァルブ(イチローナガタ風)をいじってしまいました。

何処のか定かでないM3タイプフラッシュライトに何処のか定かでないレーザーサイトを無理やりタンデムした自作LAMユニット。

ライトとかレーザーとか、ヒカリモン(?)に弱いんだよな〜




究極の自己満パーツ“ダミーファイアリングピン”

ブローバックサイクルとフィーリングは、バンッ!と一瞬のワンサイクルで終わるタイトなハイレスポンスガンに生まれ変わったぜ!

YouTube Video

まぁね。初速とか細かいパーツの効果的な詳細は色んな人が詳しくやってるので、自分はボンヤリしたイメージで(笑)、しばらくお気に入りなトイガン達を綴っていきたいと思います。


次回予告…226 TWO TONEカスタムに飽き足らず、何年振りかに買っちまったぜ新品カスタム!
ついに禁断のアイツが我が手にやってくる…


“SIG P226(またかよ) こんどはNAVY仕様!
こうご期待‼
誰も見てねぇかぁ〜(^^;;